ライ麦畑の向こう側

解体新書と備忘録です。

トビーよ、永遠にあれ

仲間とは、様々だ。

酒を飲み交わす。
趣味を共にする。
白球を追いかける。
笑いを与える。

どうであれ、何かを共有していること、
それが仲間であるということの一つの証かもしれない。

そんなことを思う時、必ず想いを馳せるべきやつがいる。
それがこいつだ。

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そう、トビーだ。

トーマス、引いてはちびっこみんなの仲間である彼。
甥っ子の一番のお気に入り。
「やさしいから」という涙を誘う理由付きだ。

(ちなみに、2番目は「元気だから」という理由でパーシーがランクインしている)

なせ彼を忘れてはならないか、それは歌詞を見れば一目瞭然だ。
(JOYSOUNDより)


お気づきであろうか?
頼りになるやつ、しっかりものなやつ、力持ちなやつ、いろんなやつがいる。
合唱をする少年たちはその度に機関車の仲間の名前を呼ぶ。
そこにはイノセンスしかない。

「トビー!」

さあ、彼の出番だ。
元気さ、力持ちさ、優しさ、もう揃っている。
彼はなんだ、なんなのだろう?

「しかくい な〜か〜ま〜!」





形状?
そう、見た目の話なのだ。


英語では「Well, let's say, he's square」
「ええっと、なんだろう、しかくいよねトビーは。」てな感じであろうか。


仲間とは、様々だ。
でも、こんな「かっこいいじゃん、あいつって」みたいなそんな世界でいいのだろうか?

それとも言えない何かがあるのか。
「トビーは……………し、しかくいんだ。じゃあ、、、行っていい?」

言論に対する圧力がかけられる、それは異常な事態だ。
なにかが、どこかがおかしくなり始めている。

トビーは何かをつかまされているのか?
そして、それを知ったトーマスは咄嗟に
「しかくいよ、あいつ。いかしてるだろ?………さあ、もういいだろう?」
てな感じではぐらかしているのだろうか?

トビーは、なにを運ばされているんだろう?
「やさしいから」、みんなの代わりになったんだ。

だから、彼はみんなの仲間なのだ。

秘密を背負ったしかくいやつ。
その秘密を共有した機関車たち。


トビー、しかくい、仲間。
優しさは、ふとした場所に溢れているようだ。