ライ麦畑の向こう側

解体新書と備忘録です。

冷静と情熱の間のラプソディー

眠いのに眠れない、こんな時間に。ぼーっとしているのももったいないし、デスマーチさながらまたもやこんな文を書いてしまう。いや、書きたいのか。


人の仕事、しかも、その人が少なくともはるかに自分よりもその業界に長けていて、自分自身はかじっているぐらいのもんなのに、その人の仕事に対してとやかく言うのは本当に嫌だなあとおもった。
お金が発生する以上、まあしょうがないかとか思いながら鼻くそほじっていることもしばしばですが、はっきり言って発注相手のやることに対してとやかく言うことは、もちろんクオリティ管理をしなければならないことは大前提に、なんというか土足で人の家に上がっている感じでとにかく気持ち悪い。

なんでかっていうと、おまえさっきまで鼻くそほじってたろとか、きったねー!とか、もうそういう言われもない罵詈雑言をふっかけられることももちろんだけど、その人が頭に汗かきながら夜寝る間も惜しんでこっちにぶつけてきたものを、「なんか違うんだよね」の一言で一蹴してしまう。そっからまたセンタリングの嵐を希望してしまうことは、なんとまあ、なんとまあ、という感じだから。
そいつがうまいこと振り切った足が、たまたま当たってゴールするまで、仕事人は動き続ける。

言ってしまえば、俺金払ってるんだぜ?的な。おいおいおいおい、どうしたのーいったい!楽しくやろうぜえ!的な、いわゆる「うざい」だけであんまり戦闘力にはならない、戦場にいればすぐ死んじゃうタイプのアレに似ている気がするのだ。

確実なものはなくて、はっきり言って全て事後でしかわからない。パターンはあっても、結局今がどうかを見るしかない。
仕事する人間としてどうかと思うけど、やってみなきゃわかんないし、それで損したくないなら自分でやってみるっきゃない。だから、とやかく言うのはナンセンスじゃない?と思うわけだ。

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と、朝目覚めてボヤキを見つめて、再度自分の昨日の行動を反省している。必要なことだけど、本当はあんまりしたくない。

そんな冷静と情熱の間のラプソディーでした。

おしまい