ライ麦畑の向こう側

解体新書と備忘録です。

生きる術の話

こんなことしていても全く意味ないじゃん、と思いつつ、生きるためにはそんなこともしておかないと、いややっておいた方が得することがいくつもある。

無駄なことは何もないけど、余計なことが多すぎる。それが、世の中なんだと感じることが多くなった。

たぶん、ほとんどの人は勘違いしていて、ライフハック!とかマルチタスク!とか、それっぽい横文字をものすごく崇める傾向にある。
そうじゃないよ、目の前にあるのはほとんど余計なものなんだよ。

本来必要なのは整理の力であって、決して捌くための力ではない。それも必要だけど、大半は余計なものまで捌いてしまっている。

そういうものに気づけないのは、間違いなく心の余裕が余計なもので奪われてしまっているからなのだ。

継続性に力が生まれるのは、余分なお肉がそがれていくからだろう。
続けて続けて、日々僕らは痩身していくのだ。

もうこれ以上、余計なことはやめてしまおう。それが答えなのかもしれない。
無駄ではないけど、余計なことが多すぎるから。

あなかしこ、あなかしこ。

おしまい